木村拓哉 自由すぎる海老蔵に「死なないんじゃないですかね」

一言あいさつする市川海老蔵=東京都千代田区・丸の内ピカデリー(撮影・中田匡峻)
撮影に応じる(左から)三池崇史監督・市川海老蔵・戸田恵梨香・福士蒼汰・杉咲花・市原隼人・満島真之介=東京都千代田区・丸の内ピカデリー(撮影・中田匡峻)
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 元SMAPの木村拓哉(44)が29日、都内で主演映画「無限の住人」の初日舞台あいさつを行い、今作のイベント初登場となった歌舞伎俳優・市川海老蔵(39)の自由な振る舞いにツッコミを入れながら、爆笑ステージを繰り広げた。

 今月上旬から23日まで歌舞伎公演「古典への誘い」で全国を回っていた海老蔵は、イベント初参戦の喜びを爆発させるように、自由奔放なトークを展開した。

 今月、東京駅で木村とバッタリ会ったことが縁で今回の参加につながったという海老蔵は「木村拓哉さんというスターの魅力が引き合わせた。(東京駅で)『海老蔵!海老蔵!』って呼んでくれた。変な人に絡まれたかなと振り向けば木村拓哉がいる。不思議な光景でした」と、木村の口調をモノマネしながら参加の経緯を明かした。

 今作では木村と斬り合う場面で対峙(たいじ)した。木村の殺陣へのこだわりを感じたという海老蔵は「『こうしたい』という感覚が人より多いんだなと思いました。『おい、海老蔵、こうやってみない?』と、こんな言い方で」と再びマネをすると、木村は「そんな言い方してないだろ」と、モノマネに注文をつけた。

 上機嫌の海老蔵は話を続け、寒い京都の撮影の合間に木村が差し出してくれた缶コーヒーがぬるかったことを明かしながら「『おい、海老蔵、これ、あったけえから』と天下の木村拓哉に言われたら、『あったかいっすね』と言わざるを得ない」と暴露していた。

 イベントでは、不死身の用心棒の活躍を描いた作品にちなみ、共演者の中で不死身の人物は誰かというトークも展開した。木村は「海老蔵。理由はいらない。常識も備えつつ、これだけ自由な人はいない。死なないんじゃないですかね」と即答して笑わせていた。

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