ユカイ 03年の有栖川宮事件で演奏を告白「無知でバカ」と反省

 歌手・ダイアモンド☆ユカイ(55)が28日、TBS系で放送された「爆報!THEフライデー」に出演。皇族と称して結婚披露宴を開き、祝儀など約1200万円をだまし取った2003年の「有栖川宮事件」に“参加”していたことを告白し、反省した。

 「有栖川宮事件」とは、大正時代に断絶した皇族「有栖川宮」を名乗った夫妻が『有栖川宮記念祝晩餐会』と銘打った披露宴を開き、327人の出席者から祝儀約1200万円と高級絵画をだまし取った事件。披露宴には俳優・石田純一や元東京都議ら著名人が出席しており、石田は後に、警察から“広告塔”と疑われ、取り調べを受けたことを明かしている。

 ユカイは番組の中で、“皇族詐欺パーティ”出席の舞台裏を明かした。当時、知り合いだったラジオ局のプロデューサーから披露宴で演奏するよう依頼され、「(皇族披露宴とは)すごい。少しでも顔が売れるなら」と快諾。自称「有栖川宮夫妻」からリクエストされたジャズやカバー曲など、バンドメンバーとともに1時間にわたり演奏したという。

 披露宴が終わると、一室に呼ばれ、行ってみると、テーブルの上にお札の山が。「ちゃんと見てないけど、祝儀袋のものだと思う」と述懐。「祝儀袋」から抜き取られたと思われる25万円をギャラとしてもらい、「ちょっと怪しい感じはあったけど、とにかく(関わらないで)帰ろう」とメンバーと帰ったという。

 「少しでも顔が売れるなら…とそういう無知なバカな発想でした」と参加を悔やみ、反省していた。

 逮捕された“夫妻”は十二単と衣冠束帯姿で披露宴を開き、祝儀だけではなく、出席者との個別の記念撮影で写真1枚につき1万円をだましとったとされる。03年10月21日に詐欺容疑で逮捕された“夫妻”は実は婚姻関係にはなく、もちろん皇族とは何の関係もなかった。

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