元大関増位山（三保ヶ関親方）で歌手の増位山太志郎（６８）が２４日、都内のバーで新曲「酒みれん」の発売記念イベントを開催、３月場所で左前肩と胸部をけがしながらも優勝した横綱稀勢の里への期待を語った。

　増位山は、稀勢の里のけがを「幸い断裂していなかった。断裂していたら患部はヘコむ。患部が青いアザになっていたのも、内出血が止まっているということ。もう稽古もしているんじゃないかな」と長年の経験から分析。今後の活躍と相撲人気の盛り上がりに期待を寄せた。

　この日はバーテンダーとして新曲タイトルと同名のオリジナルカクテルを作りふるまった。バーテンダー姿に「意外にイケているかも」とドヤ顔。「お酒は昔はよく飲んだ。１日で４～５升くらい。普通の人が一生で飲む分の数回分は飲んだな」と豪快に語った。