ペギー葉山さん 幻の古賀作品を歌う予定だった

 肺炎のため12日に死去した歌手・ペギー葉山さん(享年83)が、今月30日に出演予定だった「古賀政男音楽博物館開館20周年記念公演」で、幻の楽曲「天使のための子守唄」を披露予定だったことが13日、分かった。

 関係者によると「天使のため-」は、1968年にペギーさんが長男を出産した際に、自宅が隣同士で親交があった古賀政男氏がお祝いとして作曲し贈った作品だ。

 当時は両者が所属するレコード会社が異なることから公にならず、15年前にペギーさんが自宅で楽譜を発見した。03年に全曲集アルバムに収録され、日の目を見たが、現在は廃盤に。公演でも近年は歌唱せず、ファン、関係者の間でも知る人ぞ知る楽曲とされた。

 ペギーさんは、古賀作品を歌う今回の公演で同曲の歌唱を楽しみにしていたが、かなわなかった。関係者は当日、ペギーさんの代表曲「南国土佐を後にして」を歌唱して追悼する意向という。なお、密葬は近日中に親族のみで営まれる。

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