ノンスタ井上、事故で免停に…取消処分は回避
お笑いコンビ・NON STYLEの井上裕介(37)が13日、千葉市内で行われた、高校生による漫才コンクール「ハイスクールマンザイ2017~H-1甲子園~」の発表会見に出席。昨年12月に都内でひき逃げ事故を起こしたことで、免許停止処分中であることを明かした。
ステージ上で記者の質問を受け付けていた井上は、共演の銀シャリ・鰻和弘(33)に突然「免許はどうなってるんですか?」と問われ、「いきなり何を聞くねん」と苦笑。過去に一旦停止を怠った違反と合わせ、「停止になってます」と告白した。
井上は昨年12月11日、都内で乗用車を運転中にタクシーと接触し、運転手に軽傷を負わせたが、そのまま気付かずに現場を去った。このため、道路交通法違反(ひき逃げ)の疑いで書類送検されたが、今年3月に不起訴処分となり、活動復帰に至った。
ひき逃げは「救護義務違反」にあたるため、行政処分上の違反点数は35点で、その他、事故に関わる点数も加算される。このため、免許取り消し処分が確定し、最低でも3年間は再取得が不可能となるが、今回は井上が不起訴処分になったことで、行政処分も軽減され、免停にとどまったとみられる。
井上は、一定期間後に免許証は戻ってくるとした上で、今後については「(車に)乗るか乗らないかはわからない」と明言を避けた。その上で、「安全運転に心がけて、皆さまに迷惑ないように…、運転をするのであればしたい」と回答。すかさず相方の石田明(37)に「なるべく小さい車にしときや」と突っ込まれ、「身の丈に合った車にします」とバツが悪そうに答えていた。