林家染丸 師匠に弟子が増えたと自慢したい…先代の五十回忌追善落語会

師の追善落語会の発表会見を行った林家染丸=大阪・天満天神繁昌亭
三代目林家染丸さんの追善落語会の発表会見を行った、(前列左から)林家菊丸、愛染、染吉(後列左から)花丸、染丸、染二=大阪・天満天神繁昌亭
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 落語家・林家染丸(67)が12日、大阪市内で、師匠で先代の三代目林家染丸さんの遺徳を偲ぶ落語会「三代目林家染丸 五十回忌追善落語会」(6月17日、大阪・天満天神繁昌亭)の発表会見を行った。

 染丸は「林家を大きくしたいというのが師匠の口癖でした。今では弟子が13人にまで増え、師匠に自慢してご報告ができます」とあいさつ。師匠との思い出を聞かれると「弟子に気を使ってくださる方で、若い頃、私が前日の冷たいご飯を食べておりますと『今から冷や飯食うな』と、師匠と同じ温かいご飯を出してくださいました」となつかしんだ。

 三代目は「えべっさんが100万円拾ったような笑顔」がトレードマークで、染丸が「楽屋で怒ってはっても、舞台の袖でぱっと笑顔に変わるんです」と回顧すると、弟子の林家染二(55)が「似てはりますなあ」と突っ込み、笑いを誘っていた。

 林家は笑福亭と縁が深く、二代目染丸さんの追善興行に六代目笑福亭松鶴さんが出演したこともあり、今回は染丸が笑福亭仁鶴(80)に手紙を書き、特別出演の快諾を得た。

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