侍ジャパン、視聴率も快幕 キューバ戦22・2%、さすが別格の注目度

 野球のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で、7日に侍JAPANが激闘の末に初戦を白星で飾った日本-キューバ戦の中継番組(TBS系)の視聴率が、関東地区で平均22・2%を記録したことが8日、分かった。乱打戦となった終盤の八回裏、日本の攻撃中に瞬間最高の25・6%をマーク。過去3大会で高視聴率を連発してきた野球の祭典が、今大会も快調なスタートを切った。(数字は関東地区、ビデオリサーチ日報調べ)

 侍JAPANが調整不安を一蹴する激闘で、強敵キューバを撃破。最後まで目が離せなかった一戦は、平均視聴率22・2%をマークし、3大会連続となる初戦20%超え発進となった。

 瞬間最高は午後10時50分の25・6%。日本が追いすがるキューバに対し、2点を奪って突き放した八回裏の攻撃途中に高数字をたたき出した。

 序盤から両軍ともに好守が連続するなどして均衡。日本は五回に松田(ソフトバンク)の3ランなどで一挙5点を奪い優勢に立ったが、キューバも終盤に猛反撃。九回も2死満塁のピンチを迎えたが、牧田(西武)が締めて11-6で逃げ切った。

 野球中継の視聴率が伸び悩む昨今でも、WBCは“別格”の注目度を誇る。前回13年大会も1次ラウンド(R)は全試合20%をクリアし、2次Rは全試合30%超を記録。今大会も予想通りの好スタートとなった。

 06年の第1回大会の序盤こそ、大会へのなじみの薄さからか、1次Rの視聴率は18・2%~20・3%、2次Rは10・8%~14・4%止まり。しかし、2次R敗退が決定的だった王JAPANが失点率「100分の1」の僅差で、準決勝進出を決めた「アナハイムの奇跡」以降は視聴率が爆発。決勝・キューバ戦は平均43・4%(瞬間最高56・0%)をマークし、人気を不動のものとした。

 なお、7日の試合は、関西地区でも平均23・7%(瞬間最高28・1%=四回の日本の攻撃中)を記録した。

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