ドリフ全員集合で12年ぶりコント 志村「よみがえってきた」

 (左から)志村、仲本、いかりや長介さん、加藤、高木
 囲み会見で記念撮影に納まる(左から)高木ブー、仲本工事、加藤茶、志村けん=東京メディアシティ(撮影・開出牧)
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 ザ・ドリフターズの志村けん(67)、高木ブー(83)、仲本工事(75)、加藤茶(74)が4日、都内で行われたフジテレビ系「志村けんのだいじょうぶだぁスペシャル」(15日、後7・00)の収録で“全員集合”した。4人がコントをするのは、2005年10月2日に放送されたTBS系の生番組以来、12年ぶり。集結するのも2011年3月に開かれた加藤の「芸能生活50周年パーティー」から6年を経ていたが、あうんの呼吸で爆笑のアドリブ合戦を繰り広げた。

 12年ぶりのコントは、とある寝台車に乗り合わせた高木、仲本、加藤が、遅れてきた“志村ばあさん”によって大騒動が巻き起こる「寝台車」。アドリブ満載ながら、一発OKで予定時間を巻くほどの息の合い方だった。

 05年放送のTBS系「中居正広のテレビ50年名番組だョ!」で披露して以来の“全員集合コント”は志村の発案。トークバラエティーが主流の時代に「コントをやる人が少なくなった。ドリフはこういうことをずっとやってたんだと再確認してもらおうと思った」と、3人に声をかけた。ブランクはあったが「やっているうちに昔のタイミングがよみがえってきた」とチームワークが戻るのに時間はかからなかった。

 ボケが分かっていても笑ってしまう王道コント健在に、高木は「ある人が『古典落語』と言っていた。これが本当の笑いじゃないですかね」と自ら拍手。加藤は「ドリフっていうのは永久にある。長さん(リーダーの故いかりや長介さん)がいなくてもできたってことは、いらなかったんだ」と笑わせた。

 2時間の同番組ではトークコーナーもあり、互いの健康について盛り上がった。2014年に、服用していた薬が合わず、入院を繰り返した加藤は「2年くらい前に死にぞこなったけど大丈夫」と全快宣言した。

 加藤は「(東京五輪が開催される)2020年までに(もう1度、4人で)やりたいですよ。目標は死ぬまで。棺おけに入っても笑ってもらいたい」と生涯現役を約束。ド、ド、ドリフの再集合を誓った。

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