石原さとみ「シン・ゴジラ」との“別れ”に声震わせる ゴジラにささげた2年間

 「第40回日本アカデミー賞」授賞式が3日、都内で行われ、「シン・ゴジラ」が最優秀作品賞、最優秀監督賞など7冠に輝いた。同作で米国大統領特使のカヨコ・アン・パタースンを演じた女優の石原さとみ(30)は最優秀作品賞受賞のスピーチで思わず声を震わせた。

 庵野秀明総監督(56)が手がけた脚本について「本当に面白かったんです。一文字一文字本当に魅力的で、それをわたしが汚してしまうんじゃないかと震えていた」とプレッシャーを感じていたことを告白した石原。撮影後には庵野監督から「カヨコが石原さんで良かった」と伝えられ、思わず涙を流したことも明かした。

 撮影は、膨大なせりふ量に加え、ネーティブ発音での英語を話さなければならないなど、苦労の連続だった。「この2年間、ゴジラにかかった毎日だったんですけど、その一部が今日で終わると思うと…こういう場で終わることが出来て救われました」と受賞の感激と開放感で声を震わせていた。

 「シン・ゴジラ」は俳優部門の受賞は逃したものの、ノミネートされなかった脚本賞と、RADWIMPSにさらわれた音楽賞以外のスタッフ部門を総なめした。樋口真嗣監督(51)は作品賞のスピーチで「(怪獣映画の受賞で)会場にはムッとしている方もいるのでは…」と恐縮していた。なお、庵野秀明総監督(56)は他の映画賞同様に授賞式を欠席した。

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