佐藤浩市 同業選んだ息子は「小僧っこ」 親子授賞式は「そんな恥ずかしいこと…」

 最優秀主演男優賞を受賞した佐藤浩市(左)=グランドプリンスホテル新高輪
受賞した(前列左から)佐藤浩市、樋口真嗣監督、杉咲花(後列左から)新人俳優賞をを受賞した高畑充希、橋本環奈、岩田剛典、坂口健太郎、佐久本宝、千葉雄大、真剣佑=グランドプリンスホテル新高輪(撮影・三好信也)
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 俳優・佐藤浩市(56)が3日、都内で行われた「第40回日本アカデミー賞」授賞式に出席し、俳優デビューが決まった息子に“愛のムチ”を与えた。

 佐藤は「64-ロクヨン-前編」で最優秀主演男優賞に輝いた。同賞は「忠臣蔵外伝 四谷怪談」(1994年)で受賞して以来2度目の獲得。「久しぶりに大きい方(最優秀)のやつ(トロフィー)をいただいたのですが、こんなに重かったのかなぁ。また、ここに戻ってこられるよう、みんなで映画作りを進めたい」と貫禄たっぷりに語った。

 この日は息子・寛一郎(21)が映画「ナミヤ雑貨店の奇蹟」(9月23日公開)で俳優デビューすることが明らかになった。報道陣から「来年は親子で授賞式に?」と尋ねられると「そんな恥ずかしいことは…(父の)三國(連太郎)とおれでやってるんで、勘弁してください」と照れ笑いした。

 同じ道に踏み込んだ寛一郎には「ライバル?とんでもない、小僧っこですよ」と愛のムチ。「役者として彼がどうなるかは全然分からない。周りの人とどう接して感じていくかでしょう。助言を求められれば言うかもしれませんが、まぁないでしょう」と突き放していた。

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