ピン芸人Ｎｏ．１を決める「Ｒ－１ぐらんぷり　２０１７」の決勝が２８日、東京・台場のフジテレビで行われ、ＳＭＡ所属のアキラ１００％（４２）が優勝。史上最多の３７９２人がエントリーした大激戦を、４２歳６カ月という史上最年長で制し、賞金５００万円を獲得した。

　リスクと隣り合わせの“究極の裸芸”で、史上最大の戦いを制した。全裸で局部をお盆で隠しただけという、放送コードギリギリのスタイルを貫いてのＶに、「決勝の生放送に出られることになったときも信じられなかったですけど、今ここに立てている方がより信じられない」と喜びを爆発させた。

　くしくも昨年の覇者・ハリウッドザコシショウ（４３）は事務所も同じで、裸芸も同じ。ピン芸人転向後「もうのど元まで『芸人を辞めます』という言葉が出ていた」という状況の中、昨年Ｒ－１王者となった後に舞台を見に来たザコシショウから「そのネタええな！」と評価され、今回のＲ－１での勝負ネタに決めたという。

　その決意通り、決勝のネタは２本とも、全裸にお盆の「絶対見せない　ｄｅ　ＳＨＯＷ」を貫いた。ファーストステージでは売り出し中のブルゾンちえみ（２６）らを撃破。ファイナルステージではお茶の間と審査員の合計２１票中、１４票を獲得する圧勝だった。