ＡＫＢ４８・小嶋陽菜の卒業コンサート「こじまつり」の前夜祭が２１日、東京・代々木第一体育館で行われた。小嶋本人の演出により、メンバー１２３人、高橋みなみら卒業生３人、芸人を中心としたゲストが登場。誕生日の４月１９日に秋葉原の本拠劇場で、卒業公演を開催することも発表した。終演後、小嶋との一問一答。

　－卒業コンサート前夜祭を終えての感想は。

　「もう完全燃焼しました。ホントに楽しかったし、明日は何するんだろう。出し切りました。セットリストもこうしたら楽しいとかずっと考えてたので、見せられてうれしい。自分の面白いと思うことに、ゲストにも協力していただいて。（前半で）スベったら後から取り戻そうと、みんなが聞きたい定番の曲を最後にドドドッーと並べました」

　－最後は涙も。

　「自分でもビックリ。今日はお祭りだし、明日にとっておいた方がいいかなと思ってたんですけど。みぃちゃん（峯岸みなみ）の顔を見たら、涙が出ちゃいました。みぃちゃんは『（ラスト１期生となる）自分が泣くと、残されたと思うから絶対泣かない』と言ってたのに、１日目で泣いちゃってました」

　－２９歳の誕生日の卒業公演を発表。

　「１８日なら２８歳で卒業できるから、考えましたけど。２９のアイドル…イヤじゃないですか」

　－後輩に残したいことは。

　「今日のステージの姿を見て、何を思われたか気になります。ＡＫＢにいると、いろんなことができると感じてもらえたら」

　－後継者を指名するなら。

　「考えてもいないかな。大変だと思うので。何年か経ったら、出てくるんじゃないかなと思います」

　－卒業までにやっておきたいことは。

　「全然ないですね。後悔のないように（最近は）劇場公演にも出て、ファンへの恩返しもしてこられたので。卒業後にやりたいことも、今度考えます」