松本人志「日本タレント組合」設立を提唱 清水富美加の出家騒動受け

 ダウンタウンの松本人志が19日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、宗教団体「幸福の科学」への出家を宣言した女優・清水富美加の話題に関連して、ダウンタウンが売れる前から所属事務所に対して強気にギャラ交渉を行っていたことを告白した。また、芸能界に労働組合のような組織が必要だと訴えた。

 清水のケースでは給料制と歩合制というような、金銭にまつわる食い違いにも焦点が当てられている。松本は自分たちの事務所の場合と前置きし、後輩たちからギャラや、休みがないことなどへの不満を聞くことがあり、同時に後輩たちには「松本さんぐらいになったら(売れたら)言えますけど、僕らは言えないんです」と口にされると明かした。

 だが、松本は「俺、まったく売れてない時からケンカしてたもんね。『クビにせえや!』って言ってたもんね」と振り返った。ダウンタウンの若手時代をよく知る後輩の東野幸治も「そうです、そうです」とうなずき、相方の浜田雅功が、事務所幹部におぶさってギャラを上げるように求めたエピソードなども紹介された。

 現実問題として、今、ダウンタウンと同じ事をできる人は出てこないだろうとした上で、松本は「組合」を作るべきと提言した。「作った方がいいよ。吉本だけじゃなくて、『日本タレント組合』みたいなんを作った方が。何かあった時はそこを通してやるようにしていかないと」と交渉やトラブル解決の窓口となる組織の必要性を説いた。

 同様の組織として、米国には「SAG-AFTRA」という映画俳優やテレビ・ラジオに出演する芸能人を対象にした組合が存在する。松本は「これをあまり強く言うと僕は毒針でいかれるから」と“時事ネタ”を織り交ぜて、落ちもつけていた。

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