清水富美加 収録済みEテレ番組カットせず放送…ダジャレも連呼
宗教法人「幸福の科学」への出家を表明した女優・清水富美加(22)がレギュラーを務めるNHK Eテレ「オトナヘノベル」(木曜、後7・25)が16日、清水の出演部分を編集でカットせず、収録ずみのものがそのまま放送された。
清水は出家騒動直前の今月6日、同番組の収録に参加し、その後、すべての仕事をキャンセルしている。
この日の放送で、清水は薄いベージュのニット帽にベージュ地に花柄のワンピース、赤いタイツ姿。髪は胸元まであるロングヘアだった。清水はヒロインを演じた映画「東京喰種 トーキョーグール」(7月29日公開)のためにロングヘアをバッサリ切っており、ショートヘアになったビジュアルが1月19日に情報公開されていた。この日の放送分は6日の収録分ではなく、1月中旬までに収録されたものだった。
この日のテーマは容姿のコンプレックスなどが原因で、食事中もマスクが外せないという10代女性の体験談。清水は「(マスクで)隠してるより隠してない方がみんなに気にしないでもらえる」などとアドバイス。「食事中にマスクすると逆に目立ちマスク」とダジャレを言い、“逆に目立ちマスク”を連呼するなど、いつもの明るいキャラクターだった。
15日のNHKの定例放送局長会見で、「オトナヘノベル」は3月で終了することが明らかになった。木田幸紀放送局長が「番組終了は今回の(出家)騒動とは関係ない」と説明している。
また、清水がMCを務めていたNHK総合の音楽トーク番組「シブヤノオト」は出家が報じられた12日、渡辺直美を代役にたてて生放送された。同局によると、同番組は特集番組という位置づけで、12日の放送分をもって、今年度の放送予定がすべて終了した、と説明された。