医師・森田豊氏が「医学的に検証」 清水の職場放棄「心の病なら責められない」

 医師でジャーナリストの森田豊氏がブログで、宗教団体「幸福の科学」への出家を表明し騒動となっている女優の清水富美加について、医師の立場から言及。「真相は不明」と前置きしながらも「もしも心の病なら職場放棄を責めることはできないかもしれません」とつづった。

 森田氏はTBS系「ゴゴスマ~Go Go Smile~」や「ひるおび!」などにコメンテーターとして出演する医師。そんな森田氏は13日に「清水富美加さんの出家理由。医学的に検証してみた。」のタイトルでブログを更新。

 「『ゴゴスマ!』で、ユージさんが、同じ事務所で出家された清水さんに関して、説明されていた。以下は、全て、それを隣で聞いた後の私の感想」として、森田氏の見解を表明した。

 森田氏は、清水はやりたくない仕事を「言える環境にあった」ものの「言い出せない性格では」と推測。「契約中の仕事を急に辞めることは、社会人としては、無責任に思われるが、経緯の詳細がわかるにつれ、もしかしたら精神的にギリギリのところまで、来ていたのではないかと思う」ともつづった。

 また医師としては「死にたいという表現が真剣なものであれば、医学的には、即座に療養、入院、状況によっては引退の対象になる。ストレスとなっているものから、すぐに離してあげないと、心身が壊れることになるし、最悪、命を自ら断つことにも繋がりかねない」とも分析。

 一般の人でも、精神的に追い込まれ「急に辞職という例もある」と指摘し、清水の場合は「医療機関ではなく、出家を選択されたのだろう」と推測した。

 また「病気療養であれば、急に仕事を辞めても世間は納得したであろう。出家となると療養という認識には繋がらないから職場放棄では?と批判されているのだろう」ともつづった。

 そして最後には「真相は不明です」と前置きしながらも、「『死にたい』という言葉を医師が聞いた時、最悪のケースを想定し、診断していきます。もしも心の病なら職場放棄を責めることはできないかもしれません」と、医師の立場からの意見をつづっていた。

 幸福の科学側がマスコミなどに送信したFAXには、清水は「心身の状態が悪化し、不本意にもドクターストップで仕事をすることができなくなった」などと明かしている。

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