大泉洋“暴走司会”で主役の座奪う ブルーリボン授賞式

 東京映画記者会(デイリースポーツなど在京7紙で構成)が制定する「第59回ブルーリボン賞」の授賞式が8日、東京・イイノホールで行われた。昨年の主演男優賞・大泉洋(43)が、同じく昨年の主演女優賞・有村架純(23)とともに司会を務めたが、大泉が暴走司会で、受賞者から主役の座を奪った。

 式の冒頭、コンビを組む有村に対し、昨年の紅白歌合戦での司会を引き合いに「今回はテレビ中継もないし、緊張する事情がないですね」と同意を求めたが、「そんなことないです」と淡々と返されてしまい、早々と会場は爆笑に包まれた。

 その後も「湯を沸かす-」でいじめられる役を演じた杉咲花に「僕も娘がいるから、腹が立った」と興奮気味に迫り、「す、すいません」と困らせるなどやりたい放題。それでも、来年司会の松山から「参考にしようとしたのに、どうしてくれるんですか」とキレられると、恐縮していた。

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