野際陽子、人生最後のキスは佐野史郎 「哀れでしょ?」
女優の野際陽子(81)が2日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」に出演し、57歳の時に撮影した俳優・佐野史郎とのキスシーンを最後に男性と唇を重ねていないことを告白した。
佐野とは1993年に放送されたTBS系ドラマ「誰にも言えない」でキスシーンに臨み、「話の展開上、わたくしは女社長で、社長室みたいなところで佐野さんがのしかかってきて。わたくしはキスシーンはロマンティクにしたかったが、考えてみたら私は社長で偉いので喜んではいけない。嫌そうな顔も威厳がない。どういう芝居をしたらいいのか、ずいぶんと考えました」と当時を振り返った。
その上で野際は「本当に、最後ですね、あれが。哀れでしょ?」とぽつり。
NHK放送劇団に所属していた黒柳は、NHKアナウンサーだった野際とは旧知の仲とあって、「あれが最後だったというのは、なんかとてもユーモアがあって面白いわね」と大笑いだった。