菊五郎ファミリー三代“共演” 孫たちも見守る中で鏡開き

晴れやかに鏡開きを行う尾上菊之助、尾上松緑、日本芸術文化振興会の茂木七左衛門氏、尾上菊五郎、中村時蔵(左から)=東京・千代田区の国立劇場
鏡開きを見守る寺島しのぶの長男・真秀くん(左)と尾上菊之助の長男・和史くん=東京・千代田区の国立劇場
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 歌舞伎俳優の尾上菊五郎(74)が3日、東京・千代田区の国立劇場で、「初春歌舞伎公演 しらぬい譚(ものがたり)」(27日千秋楽)の初日公演を前に鏡開きを行った。菊五郎は「序幕から大詰めまで、おせちのようにいろいろなものが出てきます。どうぞお正月を堪能して楽しんでいただきたいと思います」と晴れやかな表情であいさつした。

 舞台は、お家存亡の危機に陥った菊地家を、忠臣の鳥山豊後之助(菊五郎)らが救おうとするストーリー。鳥山家の乳母・秋篠を演じる中村時蔵(61)が「歌舞伎独特の手法がふんだんに使われています。早変わり、宙乗り…」とネタばらしを始めると、隣にいた菊五郎があわてて袖を引っ張って止めるなど笑顔の絶えない鏡開きとなった。

 また、菊五郎の長男・菊之助(39)の長男・和史くん(3)、菊五郎の長女で女優の寺島しのぶ(44)の長男・眞秀(まほろ)くん(4)も鏡開きを見守り、三代が“共演”する形に。紋付きはかまを着たかわいい跡継ぎたちもファンの笑顔を誘っていた。

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