写真週刊誌で薬物使用疑惑を２度にわたって報じられ、９日に引退を発表した元俳優・成宮寛貴氏（３４）の「１８年来の親友」とされる男性が１１日、フジテレビ系「Ｍｒ．サンデー」にＶＴＲ出演。報道後の成宮氏との電話でのやりとりなど、電撃引退の裏側を語った。

　男性は成宮氏が俳優デビュー前のアルバイト時代からの友人という。２日発売の第１弾で薬物疑惑が報じられた直後は「かなり精神的に参っているなっていうのが、電話越しにわかった。『今から弁護士さん立ち会いで尿を採るから』と言っていた」と生々しいやり取りを明かした。

　報道後は「『もう疲れて寝られないし、寝たら悪夢見て起きるし、ちょっとしんどい』と話していた」と説明。薬物使用について問うと「そんなわけないじゃん、自分は覚えがない」との答えが返ってきたという。

　９日発売の第２弾で薬物要求“肉声データ”報道では、さらにショックを受けた様子とし「彼も動転してどうなるんだろうという感じだったんで、とにかく落ち着いて変な行動だけは起こさんといてなと言った」と振り返った。成宮氏からの最後の言葉は「今やらなきゃいけないことが他にあるから」だったという。男性は「とにかく元気でいて欲しい。それぐらい彼は落ち込んでいると思います」と心境を慮った。