ヒップホップユニットのヒルクライムが１１日、都内で、結成１０周年ツアーの東京公演を行い、芸能界を電撃引退した成宮寛貴氏（３４）に「ショックだ」と語りかけた。

　ヒルクライムは、成宮氏が主演したドラマ「ヤンキー君とメガネちゃん」（２０１０年）の主題歌「ルーズリーフ」をメドレーに盛り込み、ボーカル・ＴＯＣ（３５）は「成宮君、引退するなんてショックだった。歌うと思い出すからさ」と心境を吐露。ファンのリクエストで選ばれた「春夏秋冬」や、新アルバム「ＳＩＤＥ　ＢＹ　ＳＩＤＥ」の収録曲初披露を含む、自己最多となる３７曲を「１０周年だから大盤振る舞いしないと！」と熱唱した。

　当初はこの日が２０都市目で千秋楽の予定だったが、ＴＯＣのノドの不調で延期になった、１１月の京都公演の振り替えが２５日に控える。