堺正章の70歳ライブ 肝臓がん療養中・ムッシュかまやつ飛び入り“復帰”で共演

 タレントで歌手の堺正章(70)が8日、東京・ブルーノートで、古希記念ライブを行った。「70代で最終章に入りました。ラストスパートになるのかな」と芸能人生総決算への覚悟を宣言。グループサウンズ「ザ・スパイダース」時代の同僚で、肝臓がんを公表し療養中のムッシュかまやつ(77)が飛び入り参加し、2人でのデュエットも披露した。

 友の“電撃ステージ復帰”で、人生の節目に花を添えられた。スパイダースの思い出を語っていた堺が、「ちょっと入院されてたんですけど、僕のために会場に来てくれました」と客席のムッシュを紹介。当初予定はされてなかったが、トレードマークであるニット帽スタイルで、退院後初めてステージへ上がった。

 ムッシュは開口一番「しゃべりが長いね」とおしゃべり好きの堺をいじった。手にはマイクを握っており、「受け取らないと、金もらえないから」とおどけるムッシュを、堺は「歌う気満々じゃん。元気な証拠。うれしいです」と迎え入れた。

 客席から、渡辺謙(57)・南果歩(52)夫妻、里見浩太朗(80)、加賀まりこ(72)、浅丘ルリ子(76)らが見守る中、2人はスパイダースの「サマー・ガール」を披露。歌唱前、ムッシュは「ちょっと左耳が(聞こえにくい)。相当いろいろ狂っちゃったから、ゴメンね」と万全ではない体調を気にしていたが、力強い歌声は衰えを感じさせず。歌い終えると熱い抱擁を交わし、長年の友情をうかがわせた。

 開演前に取材に応じた堺は、前妻でタレント・岡田美里(55)との次女で、昨年から本格的に女優業に取り組んでいる堺小春(22)にも言及。「2代目で終わっちゃうのかなとさみしさがあったら、娘から『堺を残していきたい』と言われ、感激しました」。喜劇の神様と呼ばれた父、故堺駿二さんから続く“屋号”である芸名の、親子3代継承を喜んでいた。

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