「真田丸」昌幸 25日最期の急告知にネット上悲鳴 草刈は「ナレ死でなくよかった」

 NHK大河ドラマ「真田丸」で主人公の父・真田昌幸を好演中の俳優・草刈正雄(64)が17日、大阪市内で同ドラマのトークイベントを行った。終了後に取材対応し、ファンから物語のMVPと称されていることに喜び、感謝。撮影済みの昌幸の最期場面を「ナレ死じゃなくて良かった」と笑わせたが、その回が25日に迫っていることも判明。これが速報ニュースで伝わると、急すぎる退場予告に、ネット上は一斉に悲鳴が起こった。

 イベントで草刈は、大人気となった役柄を「ここまで父親がしゃしゃり出てくる大河ドラマは珍しい。のびのびとやらせてもらいました」と演じられた喜びを語った。

 主君の武田家滅亡後、織田(豊臣)、徳川、北条、上杉に包囲された信州の小国で、知謀・策謀を駆使して生き残った真田昌幸を、どこかトボけた憎めない人物として好演。危機に直面する発した「えらいことになった!」の名セリフも人気となった。

 ドラマは関ヶ原合戦で西軍が敗北し、18日放送分で昌幸は九度山(和歌山)に流刑となる。「ヤンチャなじいさんですが、いきなり(髪が)真っ白になります。現場に立つのが一番好きな武将で、九度山ではイラだってますが、そこに苦しみと寂しさを見ていただければ」と明かした。

 7月末に撮了したという昌幸の最期の場面は「僕にとっては思い出深かった」と振り返った。同ドラマでは織田信長、明智光秀ら有力武将の最期が描かれず、有働由美子アナウンサーのナレーションでその死が告げられる手法が続き「ナレ死」と呼ばれて話題となったが、草刈は「ナレ死じゃなくて、よかった」と笑いを誘った。

 しかし、ドラマの屋敷陽太郎・制作統括が、次々回の25日に昌幸が最期を迎えることを告知。

 史実では、昌幸の流刑生活は10年に及んだとされ、退場はまだ先と目されていただけに、この件が速報ニュースで伝わると、ツイッター上には「来週かよ!」「早すぎる!」「辛い」「もう涙が出てきた」と驚きのコメントが殺到。ドラマで関ヶ原合戦がわずか50秒で描かれたことに続く衝撃が走った。

 当の草刈は、ドラマのMVPと称されていることを問われると「ブログなどに皆さんの声が届き、励みです。ますます楽しみが増えて、ありがたいです」と感謝。「これから、もっと面白くなる」と力を込めたが、自身の退場後の見所を聞かれると「自分が(出演が)終わった後の台本は読んでない」と頭をかき、昌幸を地でいくトークを展開していた。

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