黒木瞳 衰えぬ女優オーラ
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監督になっても、“女優オーラ”は健在だった。
15日に都内で行われた映画「嫌な女」(25日公開)の完成披露舞台あいさつに、ノースリーブの白いロングドレス姿で登場した黒木瞳監督(55)が、主演の吉田羊や木村佳乃がかすむほどのオーラーを漂わせ、登壇した。
両手でドレスを持ち上げ、美脚をちらつかせながらステージ中央へ。無数のフラッシュを浴びる姿は、監督というよりは、女優そのものだった。
同映画で監督を務めたのは、原作に惚れ込んだからだという。女優でありながら、映画化を実現してしまうのだから、恐れ入る。監督としての資質や手腕も十分あるということだろう。
それでもこの日の衣装を見る限り、女優業への思いを強く感じる。「今度は羊ちゃん、佳乃ちゃんと共演したい。刺激的だろうな~」と、早くも“女優復帰”をアピール。次回作は女優?、それとも監督? 映画界も“二刀流”の時代か。(写真と文=デイリースポーツ・開出牧)