クラプトン 21回目来日公演スタート
英国のロックギタリスト、エリック・クラプトン(71)が13日、東京・日本武道館で2年ぶり21回目の来日公演をスタートさせた。1974年10月に武道館で来日初公演を行ってからクラプトンの同所でのライブは通算87回目。残り4公演(15、16、18、19日)を合わせた91回は洋楽アーティストでは歴代ダントツ1位、総動員数は175万人におよぶ。
クラプトンはツアーからの“卒業”を宣言しており、ライブは自身の生誕70年を記念した昨年5月の米ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンと英ロンドンのロイヤル・アルバート・ホール以来。今回の公演は日本のファンのためのスペシャル版だ。
デニムのシャツとジャージー姿で登場すると日本語で「こんばんは」とあいさつ。“スロー・ハンド”と称されるギターの早弾きとブルージーなボーカルで代表曲「コカイン」「ワンダフル・トゥナイト」「アイ・ショット・ザ・シェリフ」など計17曲を披露。1万人のファンから「神様」「世界一」の声が飛んだ。