元キンコメ高橋被告、制服見て自慰

元キングオブコメディの高橋健一被告(2010年9月撮影)
 初公判でうなだれる元「キングオブコメディ」の高橋健一被告(イラスト・勝山展年)
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 都内の高校から女子生徒の制服などを盗んだとして、窃盗と建造物侵入の罪に問われた元お笑いコンビ「キングオブコメディ」の高橋健一被告(44)の初公判が2日、東京地裁で開かれた。高橋被告は罪状認否で「間違いありません」と起訴内容を認めた。検察官による冒頭陳述では「制服を見ながら自慰行為をしていた」など、高橋被告の“性癖”が浮き彫りとなった。

 約20年にわたり“制服ドロ”を繰り返してきたという高橋被告の性癖が、白日の下にさらされた。

 検察官は冒頭陳述で、高橋被告の供述として「制服を見ては自慰行為をしたり、女子高生を空想したりしていた」「1カ所で盗んだ制服類は1つのビニール袋にまとめて入れ、自宅の部屋に保管していた」と説明した。

 さらに「上履きや靴も盗んだ理由は、制服として一式そろえるためである」と、“JKセット”にこだわる独特のフェティシズムまで語られると、傍聴席からは軽いどよめきが起こった。

 高橋被告はこの日、拘留されていた城東警察署から裁判所に出頭。黒のスーツに白のワイシャツ姿で、手錠と腰縄でつながれていた。憔悴(しょうすい)しきった様子で顔色は白く、裁判中は常にうつむきがち。一度もはっきり顔を上げることはなかった。

 入廷直後に傍聴席に向けて深々と一礼すると、被告席前で裁判長にも一礼。証言台で氏名、住所などを問われるまま口にし、職業に関しては「現在は無職です」とつぶやくように答えた。

 罪状について問われると、消え入りそうな声で「間違いありません」と返答。検察側はさらに余罪を追及するため、追起訴を行う意思も示した。

 閉廷後、高橋被告の現状について担当弁護士は「今日見た通りです。『いろいろな方に迷惑をかけた』と非常に反省しています」と話した。この日は16枚の傍聴券を求めて522人が行列。倍率は32・6倍と、関心の高さをうかがわせた。

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