小林麻耶、涙の初ライブ 歌手デビュー

 フリーアナウンサーの小林麻耶(36)が27日、歌手デビュー曲「ブリカマぶるーす」を発売し、都内でミニライブを行った。カラフルなリボンをあしらった膝上20センチの超ミニスカートで、必死の“若作り”。芸能界きってのブリッ子キャラを自虐的に歌詞へ盛り込んだ同曲を、キュートな?ダンスを交えて披露し、観客からの手拍子に感動の涙を浮かべた。

 異色の経歴を持つ新人歌手が、念願のデビューを果たした。花がついたヘッドアクセに、赤と白のブリブリドレス、ミニスカートからは美脚がスラリ。アイドル戦国時代に、36歳の“オールドルーキー”が殴り込みだ。

 「03年にTBSに入社しアナウンサーとして働いて、09年にフリーになって、何がどうなったのか歌手活動したいという夢が出てきました」とデビューまでの経緯を説明。持ち前のブリッ子キャラは、バラエティー番組でいじられ放題だが「いろんな批判があって、バッサリ斬られることもあるんですけど、人生を楽しんで生きて行ければ」と誇らしげ。

 コミカルな振り付けは、きゃりーぱみゅぱみゅ(22)も手掛ける振付師・MAIKOが担当。歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)と妹・麻央(33)の間の子ども2人には、ダンスが好評だといい、「めいっ子ちゃんは完コピしてくれてます!!」と声を弾ませた。「海老蔵さんはほほえましく見てくれてます。『(麻耶は)天然ぶりだね』と言ってました」と義弟からの“激励”も明かした。

 目標に掲げたのは、テレビ朝日系の音楽番組「ミュージックステーション」への出演。初ステージでの観客500人の好反応に気が大きくなったのか、「2枚目(のCD)を出せたら、年末のあの大きい番組も意識したいと思います」と早くも上方修正していた。

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