三代目JSB、レコ大大賞 2連覇

 「第57回輝く!日本レコード大賞」(日本作曲家協会主催)の最終審査会が30日、東京・新国立劇場で開かれ、男性7人組グループ「三代目J Soul Brothers」が「Unfair World」で大賞を獲得し、連覇を達成した。最優秀新人賞には女性8人組アイドルグループ「こぶしファクトリー」が輝いた。最優秀歌唱賞は松田聖子(53)が受賞した。

 2年連続で音楽界の頂点に立った。バラードでの受賞は08年の兄貴分EXILE「Ti amo」以来、7年ぶりとなる。

 名前が読み上げられるとボーカルの登坂広臣(28)は、高まる心を落ち着けるようにフゥーッと深呼吸。7人は深くお辞儀した。登壇したボーカルの今市隆二(29)は「心からうれしい」とホッとした様子。登坂は「責任を感じる。喜びに浸ることなく精進していきたい」と気を引き締めた。

 文句ない活躍ぶりだった。1月28日に発売した5枚目のアルバム「PLANET SEVEN」は出荷100万枚を突破、5月からは7カ所21公演に及ぶ初のドームツアーを行い、120万人を動員(ライブビューイングを含む)する“ダブルミリオン”を達成。記録と記憶を刻んだ。

 連覇は「もともとの武器だった」というボーカルの力で勝ち取った。昨年の受賞曲「R.Y.U.S.E.I.」は、振り付け「ランニングマン」が全国の小中学校の運動会で演目に採用され、話題になるなど“パフォーマンスの力”でグループの代表曲となった。

 「さらなる挑戦」を誓った2015年。勝負作として発表した「Unfair-」は、今市と登坂のツインボーカルが奏でる情緒的な曲で、映画「アンフェア the end」主題歌に起用され大ヒット。栄冠もつかんだ。

 16年は初のドキュメンタリー映画「Born in the EXILE」が春に公開されるなど、三代目の挑戦は続いていく。

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