竹内力本格演歌デビュー曲を亡き父へ 

 俳優・竹内力(51)が14日、都内で本格演歌デビュー曲「桜のように」の発表会見を開き、8月12日に故郷の大分で暮らしていた実父・守人さんが83歳で死去したことを明かした。

 これまで3度、脳梗塞で倒れ、半年前から意識がなかったという。仕事の関係で臨終に立ち会えなかったが葬儀には間に合い、天国へ旅立つ前の父に「桜-」を聴いてもらったという。

 「桜-」は親友で俳優の故安藤麗二さんへの思いを基に自ら作詞し、歌手の山本譲二がプロデュース、吉幾三が作曲。父の遺影とミュージックビデオの映像が偶然、同じ海を背景にしたものだったといい、竹内は「家族、友だち。みんな愛がある。それを込めて歌いたい」と語った。

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