俳優の織田裕二（４７）が、アサヒ飲料の「ワンダ　金の微糖」新ＣＭで、熱いながらも、ちょっとおちゃめなサラリーマン役を熱演している。

　昨年８月からスタートした“サラリーマン・織田”シリーズは、「登場」編、「味に自信アリ」編、「会議室」編に続き、今回で４編目。２０１５年最初の舞台は社長の社用車の中から始まる。

　社長役の山崎努（７８）とともに、次の会議が行われる会場に向かっているが、渋滞に巻き込まれ、車がまったく動かない事態に。焦りを隠すように、金の微糖をゴクリと飲み気持ちを落ち着かせようとする織田を見て、山崎社長が「あきらめちゃうのかな？」とポツリ。このつぶやきでスイッチが入った織田が「まさか！」と言って車から飛び出していく、というストーリーだ。

　外に飛び出し「面白くなってきたじゃねーか」のコピーとともに、道路を格好よく疾走するが、ラストで渋滞は解消、山崎社長を乗せた車が織田を追い抜いていくという、クスリと笑えるオチも。

　実は、このラストシーン、山崎社長の車の中にカメラを設置して織田を撮影しているが、代役でのリハーサルではカメラフレームにうまく収まらず、何度も撮り直しを行った。だが、本番で織田が登場すると、一発で完璧なアングルに収まりあっさりＯＫ。撮影経験の豊富さが、今回も存分に発揮された。

　アサヒ飲料のワンダは、ブランドメッセージとして「明日は、今日より、ワンダフル」を掲げ、「ワンダ　金の微糖」のほか「ワンダ　モーニングショット」「ワンダ　ゴールドブラック－金の無糖－」などを提案。２０１４年の「ワンダ　金の微糖」の販売数量は１－１２月累計で前年比１０９％と好調だった。

　新ＣＭ「走る男」編は２４日から放送。