薬師丸ひろ子 健さん見守ってください

 女優で歌手の薬師丸ひろ子(50)が30日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「薬師丸ひろ子 ハート・デリバリー」(日曜、前8・30)で、10日に悪性リンパ腫で亡くなった俳優・高倉健さん(享年83)を悼んだ。薬師丸は1978年のデビュー作「野性の証明」で、高倉さんと共演。天国の高倉さんを思い、「いつまでも見守ってください」と悲しみをこらえて声を震わせた。

 高倉さんとの映画共演は、薬師丸が中学生だったときの「野性の-」での一度だけだったが、プライベートでの親交は続いていた。

 「訃報を聞いて自分の体から魂が抜けていった気がして、何かが決壊しそうで感情をごまかしてました」と胸中を吐露。高倉さんの遺作となった映画「あなたへ」(12年)に、自身は出演していなかったが、撮影現場を見学していたことも明かし「何十年ぶりかに俳優高倉健さんの姿を、間近に見せていただきました。自分がこれから先歩いていく上で、糧になると思います」と言葉をかみしめた。

 「デビューしてから今日までずっと見守っていただきまして、それはもうありがたすぎる」と感謝。大学時代のテスト勉強中に食事に誘ってもらったことなどを振り返って、「子どものころは高倉さんは私を『ブス、ブス』と呼んでましたが、少し年齢をとると『やっくん』、大人になってからは『やく』と呼んでいただきました」と懐かしんだ。

 この日は、高倉さんと一緒に写った写真をスタジオに持ち込んだといい、高倉さんが96年から2000年まで年1回担当していた、同局の特番「旅の途中で…」の音源なども流された。薬師丸は「天国でお会いになりたかった方がいらっしゃったと思います。無事にお目にかかれたでしょうか。いつか私も人生を生き抜いたとご報告できるよう、ちゃんとやっていかないと。いつまでも見守ってください」と、声を震わせながら高倉さんに語りかけていた。

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