千秋 85年ユニ復活で阪神「日本一」

 阪神の85年ユニホーム復活で「来年は日本一!」と期待した千秋=東京・二子玉川
 千秋の父が用意した「祝ようかん」
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 タレント・千秋(43)が11日、自身がデザイナーを務めるアパレルブランド「Ribbon Casket」の10周年を記念して、都内の「Combimini二子玉川店」で一日店長を務め、トークショーを行った。「虎姫様」の愛称を持つ熱狂的な阪神ファンの千秋は、阪神が日本一に輝いた1985年のユニホーム復活を報じた11日付本紙1面を見て「これで来年は日本一!」と期待した。

 ニコタマダムを前に笑顔でトークしていた千秋だが、“戦闘服”の話題を持ち出されると一瞬にして血が騒いだ。来季はユニホームが刷新され、ビジター用にタテジマが復活。日本一に輝いた85年をほうふつさせるモデルとなると報じた本紙を見て「阪神が本気になった!」と断言し、「これで来年は日本一だ」と、縁起ものとばかりに声を上げた。

 今季はシーズン2位ながらCSで宿敵巨人を4タテして日本シリーズ進出。千秋も「絶対日本一になる!」と信じていたが、初戦の勝利後は4連敗で終戦。最後は西岡剛内野手の守備妨害という曖昧な負け方に「同点になったと思ったら、いつのまにか相手の胴上げが始まって。うやむやに終わったので納得できない」という。それだけに、来季はリベンジに期待する。

 この日は鳥谷敬内野手がFA宣言してメジャー挑戦を表明し、自由契約となった新井貴浩内野手の広島復帰が決定。大幅戦力ダウンとなるが「浜中(治氏)と藤本(敦士氏)=共に本紙評論家=が、またユニホームを着てくれるのがうれしい。必ず若い選手を育ててくれる」と、若手の台頭を望んだ。

 この日、虎党の父が日本S進出を祝い発注した「阪神タイガース 夢をありがとう」と書かれた「祝ようかん」を本紙記者に手渡した。「今までは優勝した時にしか配っていない。だから今年は“夢をありがとう”です。来年こそは…」と、“紅白まんじゅう”を配ることを願った。

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