ニコラス・エドワーズ 「蕾」に衝撃

 先月放送の日本テレビ系「のどじまんTHE ワールド!2014秋」で2年ぶり3度目の優勝を飾った米歌手ニコラス・エドワーズ(22)がこのほど東京・木場のデイリースポーツを訪れ、先月2枚同時発売したアルバム「HARDSPICE-RED-」「HARDSPICE-BLUE-」とJ-POP愛について語った。

 SMAPの中居正広が司会を務め、紅白歌手クリス・ハートを輩出した「のどじまん-」は外国人がJ-POPを歌い競う人気シリーズ。エドワーズがJ-POPを知ったのは14歳、ホームステイ中の日本人が聴いていたコブクロの「蕾」がきっかけで「洋楽と全く違うテイストで衝撃を受けた」という。

 今や日本在住で日本語検定1級、同時通訳の資格を持ち、思考も日本語。J-POPの魅力を「日本語の構造はとても美しく、文法は繊細で、人間の心を伝えるのに最もふさわしい言葉だと思う」と分析する。

 アルバムは「RED」が日本語版、「BLUE」が英語版で「日本の音楽の素晴らしさを伝える架け橋のような存在に」と願う。5曲で作詞、4曲で作曲も手がけた。影響を受けた歌手はコブクロと玉置浩二だという。

 12月20日には東京・六本木ブルーシアターでクリスマスコンサートを行う。

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