今どき主婦の幸せは“郊外型”!?
学研パブリッシングは27日、主婦向けの新雑誌「aene(アイーネ)」の発売に先駆け「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」を発表。その結果、今どきの主婦は、都心ではなく、郊外での生活を好む傾向が明らかになった。
このランキングは20代から40代の主婦4793人にアンケートを行い「暮らし」「家族」など五つの指標を点数化したもの。その結果、主婦が選ぶ最も幸せ度が高い街1位に、神奈川県藤沢市が選ばれた。
2位以下にも東京都稲城市、兵庫県西宮市と、軒並み郊外がランクイン=別表。早大社会科学総合学術員の野口智雄教授は「今の主婦は、交通アクセスの良さなどの都会的特性と、自然や歴史が感じられる地方的特性という幸せの両取りができる暮らしを求めていると言える」と分析する。
最近では郊外に続々とショッピングモールが建設され、都心に出なくても家族で買い物ができるようになった。今では休日になると家族とイオンモールで一日中過ごす「イオニスト」や、デートスポットや放課後のたまり場としてららぽーとに通う「ららぽーたー」という言葉も登場しているほど。こういった動きも郊外型に拍車をかけているようだ。
「aene」ではこういった郊外の人気スポットや、便利グッズなども紹介していく予定。28日に創刊。
【主婦が選ぶ幸せな街ベスト10】
1位 藤沢市(神奈川県)
2位 稲城市(東京都)
3位 西宮市(兵庫県)
4位 三鷹市(東京都)
5位 松山市(愛媛県)
6位 福岡市(福岡県)
7位 生駒市(奈良県)
8位 守谷市(茨城県)
9位 新居浜市(愛媛県)
10位 広島市(広島県)