嵐6年連続!感謝の“国立卒業”ライブ

 人気グループ、嵐が21日、東京・国立競技場で6年連続となるライブ「嵐フェス」をスタートさせた。同所は東京五輪開催などに備え、来年夏から建て替え作業に入るため、今回が“国立卒業ライブ”。2daysの初日となったこの日、メンバーは全35曲を熱唱し、支えてくれたファン7万人に感謝のパフォーマンスを届けた。愛着ある国立で躍動した5人は、19年完成の“新・国立”でもライブ開催することを熱望した。

 今年で最後となる国立競技場のステージを駆け抜けたメンバーは、7万人が総立ちで赤色のサイリウムを揺らす圧巻の光景を、その目にしっかりと焼き付けた。

 松本潤(30)の「宣誓、今から7万人を幸せにします」という開会宣言で幕を開けると、「1分1秒を大事にステージに立ちたい」と相葉雅紀(30)が語ったその言葉通り、東京のど真ん中で行う野外ステージを存分に楽しんだ。ファンのリクエストで選んだシングル曲1位「Endless Game」やカップリング曲1位「Still…」など全35曲を熱唱。さらに、松本がレーザーを照射して聖火台に灯をともすなど東京五輪を意識した演出で盛り上げた。

 メンバーが「あの光景は忘れられない」と語るほど一番思い出に残っているのが“国立デビュー”を果たした08年だった。当時、DREAMS COME TRUE、SMAPに続き単独ライブを開催した史上3組目のアーティストとして歴史に名を刻み、トップスターの地位を確立した。

 松本は当時、故市川崑監督が手掛けた映画「東京オリンピック」を見て勉強し、歴史ある聖地のライブに備えたことを懐かしく振り返る。“聖地”には二度と立てないと記念写真を撮りまくっていた二宮和也(30)は「6年連続ってすごい。小学校と同じ。卒業式だよね。国立最後の人になっちゃうんだよ」とお別れに寂しさを募らせた。

 嵐の国立ライブは22日で幕を下ろす。デビュー15周年を迎える来年以降の野外ライブ会場について、二宮は「来てほしいという県があれば行きたい」と全国行脚ライブを提案した。

 さらには、20年東京五輪のメーン会場となる新国立競技場でのライブについても、櫻井翔(31)は「スポーツの聖地ですけど、僕らにとっても聖地みたいな場所」と“がい旋”を願っていた。

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