水谷豊、映画原作者からの賛辞に感激

 俳優・水谷豊(61)が10日、都内で行われた主演映画「少年H」の初日舞台あいさつに出席し、原作者の妹尾河童氏(83)から賛辞を送られた。

 水谷の計らいで初めてあいさつの舞台に上がった妹尾氏は、自身の父がモデルである一家の長・妹尾盛夫を演じた水谷を「“お父ちゃん”が良い人でした。原作者冥利(みょうり)につきます、ありがとう」と絶賛。大きな後押しに、水谷は「河童さん、ありがとう」と安どの笑みを浮かべた。

 83歳の“少年H”が「お父ちゃん!」と水谷を呼んだ。「お父ちゃん、Hを育てるのは大変だったと思います。ありがとう」。妹尾氏からの言葉に、水谷は「うれしいですね。河童さん、ありがとう」と胸をなで下ろした。

 妹尾氏の登壇は、感謝を表した水谷の計らいだった。舞台美術家という肩書から表舞台へ姿を見せることを控えている妹尾氏を、水谷は「どこかに、頭にお皿を乗せている人がいるハズなんですが…」とちゃめっ気たっぷりに呼び込んだ。思いもよらない登場に、妹尾氏は「あなたは僕の“禁”を破りましたね」と照れ笑いした。

 「少年H」は妹尾氏の自伝的小説。思い入れ深い作品だけに、これまで何度もあった映画化のオファーを断り続けた経緯がある。発刊から16年を経て映像化された作品の世界について、妹尾氏はHの両親を演じた水谷と妻で女優・伊藤蘭(58)の熱演を絶賛。試写を見た妹尾氏の妹・好子さん(81)が「お父ちゃん、お母ちゃんに会えた」と喜んでいたエピソードを披露した。

 さらに妹尾氏は、水谷の体形にも言及。「父ちゃんと同じ寸法だった。もうちょっと背が高かったらダメでした」と笑った。これには水谷も「小さく生まれたことをこんなに感謝したことはありません」と笑み。“息子”からの太鼓判を自信に「言葉はありません。見ていただいたことが全て。2013年の夏、皆さんにとっての思い出になってくれたら」と客席に語りかけていた。

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