大竹しのぶ“さんまの歌”歌った!

 女優・大竹しのぶ(55)が29日、3人組バンド「BEGIN」が主催して沖縄県嘉手納町の兼久海浜公園特設会場で行われた野外フェス「うたの日コンサート 2013」に特別出演した。大竹が出演し、今春公開された映画「旅立ちの島唄~十五の春~」の主題歌をBEGINが務めた縁で実現。元夫の明石家さんま(57)が作詞で参加し、09年の「うたの日コンサート」で歌った曲「笑顔のまんま」をBEGINとの初コラボで披露するなど、2曲を熱唱した。

 キャリア40年の大竹も、夏の野外フェス出演は初体験だ。8000人の観客から拍手で迎えられると「イェ~イ!」と手を振って歓声に応え、スマイル全開。「歌手でもないのに参加させていただけて幸せです」と、感激の思いを口にした。

 「旅立ちの島唄」で、BEGINが主題歌「春にゴンドラ」を書き下ろした縁から出演が実現した。映画のモデルとなった南大東島の民謡クラブの少女たち「ボロジノ娘」の出演が決まったこともあり、BEGINが映画の世界観をステージに再現したいと大竹にオファーしたものだ。

 女優業が中心の大竹だが、最近も新曲「しあわせ語らひ人」が35年ぶりのCMタイアップとなるなど歌手としても長く活動しており、オファーを快く受け入れた。

 ステージでは大好きな曲というロックバンド、ソウル・フラワー・ユニオンの名曲「満月の夕」をソロで披露。続けてBEGINと「笑顔のまんま」を熱唱した。2008年のフジテレビ系「27時間テレビ」の生放送中、司会のさんまが番組のエンディング曲としてBEGINに発注し完成した曲だ。さんまも09年の「うたの日コンサート」に出演した際、BEGINと熱唱した。

 この日は1番をBEGINの比嘉栄昇、2番を大竹が歌い、3番は全員で歌唱。大竹は「沖縄、大好きです。きれいな空、海、人。ここに来ると故郷のように癒やされます」と、最後まで笑顔いっぱいだった。

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