女優・東ちづる(52)が11日、都内で映画「ガレキとラジオ」(4月13日公開)の試写会に出席し、東日本大震災の被災地への思いを語った。
映画は、被災した宮城県南三陸町の災害ラジオ局「FMみなさん」で働く人々を丁寧な取材で追ったドキュメンタリー。
震災後、何度も被災地を訪問している東は、映画の登場人物が、それぞれ明るい表情を見せていることに触れ、「人間の底力は追いつめられたときに発揮されるんですよね」としみじみ。観客に「ただ悲惨なことを描いた作品ではなく、ちゃんと面白いから、まわりの人にも勧めてね」と訴えていた。