新「歌舞伎座」で櫓揚げ

 4月にこけら落としを迎える東京・銀座の歌舞伎座で4日、正面玄関にかかる唐破風(からはふ)の屋根に櫓(やぐら)を組み立てる「櫓揚げ」が行われた。

 江戸時代、芝居小屋の櫓は幕府公認の証しで、歌舞伎座の櫓はその伝統を受け継ぐものという。

 横幅約3・3メートル、高さ約2・7メートルの櫓を据え付け、歌舞伎座のシンボル、鳳凰(ほうおう)を染め抜いた紺色の幕で囲った。

 2010年に閉場した旧歌舞伎座では、毎年11月の「吉例顔見世大歌舞伎」や閉場前のさよなら公演の間、飾られた。来年3月まで1年間続くこけら落とし公演の期間中、設置される予定。

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