１１月２２日の「いい夫婦の日」にちなんで行われた「理想の有名人夫婦」アンケート結果が２１日、発表され、俳優の三浦友和、山口百恵さん夫妻が７年連続で１位となった。

　明治安田生命保険が２０～５０代の既婚者に実施した調査で、「互いを尊重し、信頼し合っている印象がある」などの理由で４０～５０代の高い支持を集めた。２位は昨年に続き、佐々木健介、北斗晶夫妻。「家族としての仲の良さが伝わる」など、小さな子供を持つ家庭が多い２０～３０代の支持率が１位となった。

　友和・百恵夫妻が７年連続トップという圧倒的な支持を集めた。１９８０年、三浦との結婚のために、芸能界から引退した百恵さんだが、当時を知る４０、５０代が、結婚から３０余年がたつ今も２人に理想の夫妻像を重ねた。

　同社は「先日、紫綬褒章を受章した夫は『質実剛健』、妻は『良妻賢母』という、お互いが果たしている夫婦のイメージも好印象を持たれ続ける理由となっているようです」と分析した。

　２位以下は、家族４人でのテレビ出演も多く、チャリティーマラソンにも挑戦した佐々木・北斗夫妻が、“家族愛”に支持が集まり、２年連続で百恵さん夫妻に続いた。

　また、７位には水谷豊と伊藤蘭夫妻が初のトップ１０入り。「いつまでもおしどり夫婦のイメージがある」などの回答があったが、ドラマだけでなく、私生活の“相棒”も良きパートナーとして世間に映っているようだ。

　年代別では、２０、３０代で佐々木・北斗夫妻がトップだったが、２位に２０代で名倉潤・渡辺満里奈夫妻、３０代で江口洋介・森高千里夫妻。４０、５０代では桑田佳祐・原由子夫妻が２位になり、全体では初めてトップ３に入った。

　調査はインターネットで１０月に実施。男女計１０８６人が回答した。