橋下氏合併後初演説に3500人

 日本維新の会・橋下徹代表代行(43)が19日、大阪府高槻市のJR高槻駅前で、太陽の党との合併後初の街頭演説を行った。“第一声”には3500人の聴衆が集まった。次期衆院選(12月16日)に大阪10区から出馬する同党の松浪健太前衆議院議員(41)から「総理にしたい人」と紹介されると、「いやいや」と言いつつ、まんざらでもない表情で登場。「民主党に投票した3年前、自民党のことをどう思ったか思い出して」と声高に訴えた。

 野田佳彦首相(55)が「野合」と批判した石原慎太郎前東京都知事(80)との合体には「地方行政の長を経験していない国会議員が、国の行政組織を動かせるわけがない。地方行政の長を経験して現場を分かった人が国政をするのが世界の流れ」とアピール。沿道から「それなら国政に挑戦しろ」と声が飛ぶと、「はい、市長のままなれるならやりますよ。挑戦したいですよ」と笑顔で応じた。

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