市川染五郎 「奇跡」のスピード退院

 8月27日の舞踊公演中に舞台のセリから約3メートル下の奈落に転落し、都内の病院に入院していた歌舞伎俳優・市川染五郎(39)が19日、退院した。経過は順調で、今後は通院治療をしながら、復帰に向けて自宅でリハビリを続けていく。まだ具体的な復帰時期は未定だが、本人の意向で、回復具合をみながら適当な時期に会見するという。

 染五郎は「深謝」と題したおわびのファクスをマスコミ各社へ送付。事故については「直後は意識がもうろうとしていたため、数日後にあらためて状況を聞き、これほど早い時期に退院できる現在の状況は奇跡的」と感じているという。また「完治までの期間に『心・技・体』をゼロから鍛え直す」と誓っている。関係者によれば、退院時の染五郎は、元気な様子だったという。

 また、父の松本幸四郎(70)も「こんなに早い時期に退院できますとはまさに奇跡としか考えられません。皆さまの染五郎を思うお心で彼の体に奇跡がおきました」とコメントを寄せ、喜んだ。

 染五郎は9、10月の新橋演舞場、11月の国立劇場の公演を休演した。

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