文鮮明氏死去 92歳、統一教会創始者

 世界基督教統一神霊協会(統一教会)の創始者、文鮮明氏が3日、肺炎などの合併症のため、韓国京畿道加平郡の病院で死去した。92歳だった。統一教会の活動をめぐり日本では、霊感商法で高価なつぼや印鑑を買わされたなどとする被害が続出。92年に行われた合同結婚式には元人気女優や有名スポーツ選手が参加したことで日本でも有名になった。また、有名作家が信者となった娘を脱会させた戦いも話題となった。

 文氏は7月、統一教会グループが主催した韓国のサッカー大会で開会宣言したが、8月初めに健康状態が悪化しソウル市内の病院に入院。退院後の14日に再入院し危篤状態に。31日に同グループ系の加平郡の病院に移送された。1920年、現在の北朝鮮生まれ。40年代前半、早稲田大学付属早稲田高等工学校に留学。54年、統一教会を創設した。現在、世界190カ国以上に約300万人の信者がいるとされる。

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