しずちゃん、渡英して五輪生観戦へ

 女子ボクシングでロンドン五輪を目指しながら、出場を逃したお笑いコンビ・南海キャンディーズの山崎静代(33)が渡英して、同競技とレスリング女子72キロ級・浜口京子(34)の試合を生観戦することが1日、分かった。

 日本時間7日に出発して同11日に帰国する、3泊5日の五輪観戦ツアー。「オリンピックのレベルを見て、現場の空気を味わいたい」と、夢にまで見たアスリートの祭典に“緊急参戦”する。

 あこがれと悔しさを胸に、夢舞台を体感することになった。5月の世界選手権で敗退してロンドン切符を逃したものの、五輪生観戦を熱望してきたボクサーしずちゃん。人気芸人として仕事が多忙のため、スケジュール調整が困難をきわめたが、1日夕方になってようやく、念願の“ロンドン行き”が決まった。

 現地では、自身が出場していたかもしれない女子ボクシングと、親交が深い浜口が3大会連続でのメダル獲得を目指す女子レスリングを観戦予定。浜口とは3年前にテレビ局でスタッフに紹介され、意気投合。「調整して、頑張って!!」と激励メールを送ったところ、「頑張ってくるよ」と返信があったという。アスリート仲間として「レスリング一筋でこれだけ長く続けられてるのは好きじゃないとできないので、楽しんで思いっきり出し切って欲しいですね」とエールを送った。

 リオ五輪へ闘争心 しずちゃんは、37歳で迎える4年後のリオ五輪を再び目指すかは現在のところ、未定。女子ボクシングの五輪出場に関する年齢制限は35歳で、国際アマチュアボクシング連盟は37歳に引き上げることを検討中だが、現状では“ルールの壁”が立ちはだかる。それでも再挑戦へ向け、「現場で感じるものが大きいと思う。テレビで皆さんの頑張っている姿を見ていても、オリンピックに出たい気持ちがどんどんわいてきてますし」と、日本選手の活躍に闘争心をかき立てられている様子。

 ロンドン滞在は実質2日間の強行スケジュールになるが、日本テレビ系の旅番組「世界!弾丸トラベラー」のMCを務めているだけに「弾丸旅行には慣れてるので」と涼しい顔。五輪の熱を肌で感じて、大きな体をさらに成長させる。

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