佐久間朱莉 今季4勝目!逆転女王あきらめない 故郷に錦飾る「悔しい思いをした埼玉で勝てた」114ホール連続ボギーなしのツアー新記録
「女子ゴルフ・樋口久子・三菱電機レディース・最終日」(1日、武蔵丘コース=パー72)
佐久間朱莉(23)=大東建託=が首位タイから4バーディー、ボギーなしの68と伸ばし、通算15アンダーで9月の住友生命レディース東海クラシック以来の今季4勝目を挙げた。通算8勝目。前週から114ホール連続ボギーなしで、ツアー記録を更新した。小祝さくら(28)=ニトリ=が1打差の2位で、荒木優奈がさらに1打差の3位に入った。
故郷に錦を飾った。大会前から「勝ちたい」と話していた佐久間が有言実行。小祝に18番で並ばれたが、すかさず約3メートルのバーディーパットを入れ返して両手を突き上げた。
「勝ちたい試合で勝てたことはうれしいし、自信になる」。昨シーズンの年間女王はポイントランキング2位につけており、首位を走る桑木志帆が今週欠場だっただけに、少しでも差を詰めたいところだった。
川越市出身。埼玉ではツアー2大会が開催されており、この大会では2019年にベストアマチュアに輝いた。一昨年は初勝利に迫った富士フイルム・スタジオアリス女子で惜敗し、泣いた。これを「強くなるきっかけ」と振り返り「悔しい思いをした埼玉で勝てた」と感慨を語った。
成長した姿を地元ファンに披露した。ショットの調子は前日ほどではなかったというが「ボギーを打たない」ことを優先し隙は見せない。10番、12番のバーディーで抜け出すと、最終ホールでは似た距離のバーディーパットを先に決めた小祝に拍手を送った。自身も「思い通りのストロークができている」と、自信と余裕があった。
前戦から114ホール連続ボギーなしで、山下美夢有のツアー記録を抜いた。5日からのTOTOジャパンクラシックは、勝てば来季米ツアーの出場権が得られる。日本屈指の実力者は「勝ったら(米ツアーへ)行くんじゃないかな」と次の飛躍をにらんだ。
