桑木志帆が今季国内3勝目 一時は2位後退「ショットは力み、パットは弱気に」 メジャー制覇後の初勝利に「喜び8割、安堵2割」

 「女子ゴルフ・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子・最終日」(27日、利府GC=パー72)

 2位から出たAIG全英女子オープン覇者の桑木志帆(23)=大和ハウス工業=が7バーディー、3ボギーの68で回り、通算12アンダーで逆転優勝した。国内ツアーは6月以来の今季3勝目で、通算6勝目。2打差の2位は木戸愛。さらに1打差の3位に前日首位の福山恵梨、永井花奈が入った。

 メジャー覇者の面目躍如だった。全英女子オープンを制した桑木が、前日予想した通り四つスコアを伸ばして逆転優勝。「喜び8割、安堵(あんど)2割」。2019年に同じ岡山県出身の渋野日向子が全英制覇後、帰国5戦目で優勝した。6戦目で達成した桑木は「注目度が高くなったので、勝ててよかった」と頰を緩めた。

 1番から圧巻の4連続バーディーだった。いきなり6メートルを沈め、2番は2メートル強。次々と面白いようにパットが入り、独走するかと思われたが「ショットは力み、パットは弱気になった」と中盤で一時は2位に後退した。

 だが、終盤の3バーディーで盛り返す。パー5の14番で狙い通り3オン、1パットのバーディー。24年は13個あったイーグルが今季はゼロ。冷静に刻むマネジメントが、勝負どころで生きた。

 来季は米ツアー挑戦を視野に入れる。長谷部久美キャディーとのタッグは今大会で最後の可能性があり「一緒に優勝するのが夢だった」。同キャディーの桑木評は「全英後も真面目で謙虚」だ。

 全英女子以降の出場6試合でトップ3に入るのは4度目。抜群の強さで年間女王に突き進む。

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