砂川公佑 念願の初勝利 愛妻はうれし泣き「妻の前で勝てて本当にうれしい」 次戦・ANAオープンへ「2週連続優勝狙いたい」

 「男子ゴルフ・シンハンドンヘ・オープン・最終日」(13日、ジャック・ニクラウスGC=パー72)

 日本、韓国両ツアーの共催大会は、砂川公佑(28)=オークラ輸送機=が首位から4バーディー、1ボギーの69にまとめ、通算16アンダーで逃げ切って初優勝を飾った。日本勢の大会制覇は3年連続となった。大堀裕次郎、日本ツアー前戦優勝の李尚熹(韓国)ら4選手が2打差の2位。

 短いウイニングパットを沈めた砂川は、右拳を何度も振った。「妻の前で初優勝ができて本当にうれしい。ショットが良くて(ピンを)しっかり狙えた」。急きょ呼び寄せた妻の香里さんはうれし泣き。その眼前で、満面に笑みを浮かべ銀のトロフィーを掲げた。

 7500ヤード超のコースで、飛ばし屋でない砂川には2打目以降に長い距離が残る場面が多い。しかし10番は残り170ヤードから5メートルにつけて伸ばし、12番は残り181ヤードからきっちりパーオン。10メートル近いラインを読み切ってのバーディーで「余裕が生まれた」と語った。

 滝川二高時代から師事する寺西明プロと8月に北海道で練習し、今大会と似た洋芝に慣れていた。「今回は勝ちそうな気がする」との師匠の言葉も、自信につながったという。最終組で火花を散らした大院大の先輩、大堀との接戦で重圧に耐え抜き、異国で念願をかなえた。

 日本に戻り、次戦は北海道でのANAオープン(17~20日)。「芝質に慣れた、いい感触で臨める。2週連続優勝を狙っていきたい」と力強く宣言した。

 ◆砂川公佑(すながわ・こうすけ)1998年4月23日、兵庫県高砂市出身。5歳のときにゴルフを始め、滝川二高から大院大に進学した。3年のときに日本学生選手権で優勝。同年のブリヂストン・オープンで6位に食い込み、ベストアマを獲得した。20年にプロに転向。昨年のカシオ・ワールドオープンでは、大岩龍一とのプレーオフに敗れた。166センチ、74キロ。

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