勝みなみが3度目メジャー制覇へ好発進
「女子ゴルフ・ソニー日本女子プロ選手権・第1日」(10日、片山津GC白山C=パー72)
勝みなみ(28)=明治安田=が、ほろ苦い思い出を取り返してあまりある好プレーを演じた。
「とにかくフェアウエーに置くことを意識してラウンドしました」という勝は1番から「6、7メートル」のバーディーパットを決め好発進を切ると、2番でも7メートルを入れてのバーディー。「あれで波に乗れました。まとまったラウンドができたかな」と振り返る。
3アンダーでハーフターンすると、10番では3メートル。17番は6メートルと「チャンスもいくつか逃した」としながらも、いいバーディーパットを決めてきた。
午後スタート組で、グリーンがスパイクマークで荒れてきていたことも「いい適当さをもって打てました」と、プレッシャーを感じず打てたことがグリーン上での好パフォーマンスにつながった。
最終18番は2打目がグリーン右手前バンカーを越えたあたりのラフに。普通にスタンスを取るとバンカーに落ちそうなピンチだったが「ライがそれほど悪くなかったので。あの距離ならオッケー」と、2メートル上につけて、これを難なく沈めて5アンダーフィニッシュだ。
小松空港に隣接する片山津GC白山C。前回、このコースを使用した2015年の日本女子オープンはアマチュアとして出場。11位でローアマのタイトルを獲得した勝は「3人プレーオフになって、(表彰式出席のため)それを待っている間に、乗るはずだった飛行機が飛んでいって…。『明日学校が』って」と、もの悲しい気持ちで飛行機を見送ったのが、強く記憶に残っているというが、この日は晴れやかに一日を振り返ることができた。
加えて1打差の4位には同じ鹿児島県出身の皆吉愛寿香がつけている。「同郷のプロは横峯さくらさんとか、香妻琴乃さんとかいたんですが、後輩ができて、刺激になってるし、応援もしてます。一緒に回れたら」という楽しみもできた。
首位とは2打差。2度の日本女子オープンに続く、3度目メジャーへ、いい雰囲気で残り3日も戦えそうだ。
