19歳・鳥居さくらが初の初日首位 前週の失格ショック「切り替えて」 同い年加藤との最終組対決へ「ベストを尽くすのみ」

 「女子ゴルフ・CATレディース・第1日」(21日、大箱根CC=パー72)

 ツアー未勝利の鳥居さくら(Sky)が1イーグル、6バーディー、2ボギーの66をマークし、7月にツアー初優勝を挙げた加藤麗奈(ヤマエグループHD)とともに、19歳の2人が首位発進した。1打差の3位は佐久間朱莉、蛭田みな美、申ジエ(韓国)、呉佳晏(台湾)の4人。年間ポイントランキング首位の桑木志帆は68で回り、7位につけた。

 ルーキーの鳥居が前戦の失格処分から立ち直り、首位に立った。自身を奮い立たせ、スコアや順位を意識せず「目の前の一打に集中して、最後まで回り切ることができた」とうなずいた。

 圧巻は流れが悪くなっていた終盤に飛び出したイーグルだ。後半の4、5番と連続ボギーをたたいた後の8番(パー4)。左ラフから48度のウエッジで放った残り114ヤードの2打目は、ピンへ一直線に飛んだ。入った瞬間は見えなかったが「寄っていたらいいなと思っていたが、行ってみたら(カップに)入っていた」と、望外の一打に両手を上げて喜んだ。

 前週のNEC軽井沢72で苦い経験をした。最終ラウンドでOBの位置にあった球でそのままプレーを続け、これが「誤球でストロークを行う」の違反となり痛恨の失格に。ショックは大きかったが「気持ちを切り替えて、初めてのコースに向き合うことだけを考えている。目の前の一打に集中する」と必死に前を向く。

 今季は13試合目の出場で、最高成績は5月のSkyRKBレディース・クラシックの8位。初日の首位は、もちろん初めてだ。2024年の日本女子アマチュア選手権を制し、昨年プロテストで合格した有望株は、第2日は同じ19歳の加藤と最終組で直接対決する。

 「ベストを尽くすのみ」。残り2日間へ、言葉に力を込めた。

 ◇鳥居さくら(とりい・さくら)2007年1月23日、神戸市出身。5歳のときにゴルフを始めた。滝川二高で腕を磨き、24年の日本女子アマチュア選手権で優勝した。25年11月に2度目のプロテストで合格。趣味は映画観賞。日本ウェルネススポーツ大在学中。163センチ。

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