前年女王・山下美夢有 涙の予選落ち 抜群の安定感が影潜める 今季メジャー5戦目で初の予選落ち「足りない部分が。実力の問題」
「ゴルフ・AIG全英女子オープン・第2日」(1日、ロイヤルリザム・アンド・セントアンズGC=パー71)
2位で出た桑木志帆(23)=大和ハウス工業=は4バーディー、3ボギーの70で回り、通算6アンダーで首位と1打差の2位となった。7アンダーのユ・ヘラン(韓国)がトップ。勝みなみが68で回り、通算2アンダーの6位に浮上した。竹田麗央はイーブンパーの20位、西郷真央は1オーバーの25位となった。2連覇を狙った山下美夢有(24)=花王=や2019年大会覇者の渋野日向子らは予選落ちした。
全英女子2連覇への挑戦は、予選ラウンドで終わった。山下は大きくスコアを落として通算7オーバー。競技終了後の取材では「なかなか…」と語った後、20秒ほど言葉に詰まった。「決まってくれなかったって感じですね」と何とか続けると、涙がこぼれた。
抜群の安定感は影を潜めた。3番でバンカーや深いラフにつかまってトリプルボギー。12番までに三つのバーディーを奪うなど必死に立て直したが、通算3オーバーで迎えたパー4の最終18番で悲劇が待っていた。
1打目をバンカーに打ち込み、その後グリーン左のバンカーにも入れた。1打で出せず、やむなくピンではなく花道に向けて打って脱出したが、このホールだけで8打を要す痛恨のダブルパー。予選通過ラインが4オーバーだっただけに、悔やまれる展開となった。
正確性に定評があるショットは左右に曲がり、パットも不調だった。25歳の誕生日に最終ラウンドに臨むはずが、今季メジャー5戦目で初めて予選落ち。前回覇者としての重圧はなかったといい「まだまだ足りない部分があった。自分の実力の問題」と潔く受け止めた。
