皆吉愛寿香 2差2位ピタリ プロ4年目26歳ツアー初V再チャンス 4月最終日は1差2位から失速「一打一打集中」
「女子ゴルフ・大東建託・いい部屋ネットレディス・第3日」(25日、ザ・クイーンズヒルGC=パー72)
2位から出たツアー未勝利の皆吉愛寿香(26)=フリー=が7バーディー、2ボギーの67をマークし、通算16アンダーで、65の仲宗根澄香とともに首位と2打差の2位に並んだ。前日首位の加藤麗奈が5バーディー、ボギーなしの67で回り、通算18アンダーで首位を守った。首位と3打差の4位に蛭田みな美が続いた。
皆吉がツアー初優勝を視界に捉えた。着実にスコアを伸ばして、首位と2打差の2位。鹿児島市出身の26歳が、悲願の頂点をうかがう。
前半の4連続バーディーで貯金をつくった。3、4番で約2・5メートルのパットを沈めると、256ヤードと短いパー4の5番は1オンに成功。パー5の6番も第3打を約2メートルにつけ、確実に決めた。初日12位、2日目2位、この日も2位と好調を維持しており「最近パターが入っていなかった。グリーンも重いのでしっかり打つことを心がけた」と振り返った。
最高気温34・9度を記録した中でも「日に日に慣れてきた。大丈夫そう」と力強かった。ただ、この猛暑が思わぬアクシデントをもたらした。観戦に来ていた妹がスタート前に体調不良を訴えて、その後救急車で運ばれたという。熱中症とみられ、競技後は回復した姿でクラブハウスに姉妹がそろったものの「ドタバタでした」と、動揺してもおかしくない状況を乗り越えてのプレーだった。
昨年、下部ツアーでの優勝はあるが、ツアーでの最高成績は今年5月のブリヂストン・レディースの5位。4月の富士フイルム・スタジオアリス女子は首位と1打差の2位で最終日を迎えたが、77をたたいて16位だった。プロ4年目の初勝利をかけて向かう最終ラウンドへ「あまりこういう経験がないので緊張すると思う。一打一打集中していきたい」と気合を込めた。
◆皆吉愛寿香(みなよし・あすか)2000年5月7日、鹿児島市出身。10歳でゴルフを始め、22年に4度目の挑戦でプロテストに合格した。昨年6月のステップアップツアー、ルートインカップで初優勝した。神村学園高卒。趣味は音楽鑑賞。159センチ。
